注意! 
今日の記事は血や傷口が写ってるので 苦手な人は見ないで下さい。

ちこ太郎です。

前回 桃ちゃんの病気の記事に対して多くの方からコメントやメールを頂き
本当にありがとうございました。
皆さんにお返事出来なくてすいません。


病名も書かず中途半端な記事にして余計な心配をかけていると思い
今日は病気の事をすべて書く事にしました。


桃ちゃんは長年患っていた 蹄葉炎 の為 2年前に 馬医者修行日記 の

hig先生の所へ連れて行き両前脚の 深屈腱切断手術 を受けていました。

術後の痛みもやっととれ調子が良くなりリハビリをしていた頃、
左前脚が下の写真のように 突球(ナックルともいうらしい)になり
対処法が分からないまま右前脚も罹患させてしまいました。   

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海外の方にも聞いてもらっていますが海外でも治療法は確立されてないそうです。
まれに浅屈腱を切断するという治療法もあるようですが

桃ちゃんの場合すでに深屈腱を切断しているので立てなくなる可能性が高く
また激しい痛みを伴うので手術はもう望んでいません。
でも症例が少ないからというそんな納得のいかない理由で簡単に安楽死なんて出来ません。

今の自分に出来ること ギプスで固定すれば取り合えず何とかなる。
そう思って作ったギプス 現在の形になるまでにたくさん作りました。(右から順に)

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ギプスを着けて1年3ヶ月が経過しました。
最初の頃はギプスが合わず脚の皮膚が傷だらけになりどうしたらいいのか
分からなくなったこともありましたが 何とか一番辛い時期も乗り越えました。


脚の痛みが強かった間 削蹄を中止していたので現在は蹄が大変伸びている状態なので
毎日腱に負担がかからないよう少しづつヤスリで削り蹄の形を整えているところです。

下の写真はギプスを外してすぐの状態。
まだ不安定ですが何とか自分で立つ事が出来ます。

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病気になった頃は力一杯前から押さないと元の位置には戻りませんでした。


ギプスを着け終えて両脚揃えて立てている時は
「今日のギプスは上手く巻けてるよ」という桃ちゃんからの合図です。

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術後、長年痛がっていた蹄葉炎の痛みからは 解放されています。
今はギプスでこすれた傷と固定する為にきつく締めている痛さだけになった為
食欲もあります。

なのでよほど傷が広がらない限り治療も嫌がらず、ギプスが思う様に付けられなくて
時間がかっても こんな穏やかな顔で待っていてくれます。

桃子中

調子の良い時はギプスさえしていれば散歩もします。
ちょっと脚を動かしずらいだけでとっても元気です。

治療法がないなら突球持ちの馬 長寿日本一を一緒に目指そうね 桃ちゃん。

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そのためにも、 もっと脚に負担のかからないピッタリのギプスを作ってあげたい。


「海外に突球のギプスあるよ」とか「人間用の装具を流用できるよ」 
というような情報がもしあれば教えて頂けたら嬉しいです。

私からも時々 桃ちゃん通信や畑の様子などをiphoneから発信出来たらいいな〜と思っています。

しかーし 私の文章にボケはありませんよ。突っ込み担当なもんで、
爆笑ブログ?は かじやんよろしく〜∧( 'Θ' )∧


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