北海道に移住して最初に住んだ家は家賃が1万円だった。
大阪では2LDKで8万円払っていた。貨幣単位がウォンに変わったのかと思った。
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町の不動産屋さんみたいなものは存在せず、敷金礼金って何?と逆に聞かれる始末。

大家さんが生まれた時にはもう建っていたというから、築40年は経っていたろう。
やっぱりと言う感じの汲み取り式トイレから臭気抜きのパイプが誇らしげに出ている。
妙に床が柔らかく、ただいまと引き戸を閉めたら戸が倒れてくるという茶目っ気とすき間の多い素敵な家だった。

7月に引越してきて、2ヶ月。
青い空、見渡す限りの草原。こんな所で暮らせるなら苦労はいとわないと心に誓った2人。
仕事もやっとこ決まり晴れやかな顔をしとりますが、運命のいたずらでこの後3回も無職になろうとは想像もしてなかった・・・
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この頃ちこ太郎の不思議な力を見せつけられる。
写真の馬はかなり、いや相当デカイ。
σ(^^;)は怖かった。何故なら馬を触ったことなど観光地で数回しかなかった。
この種馬はハーレムを作っており、メスを守る為もあって気性が荒い。
ちこ太郎はスルスルっと近付きパチリ。種馬も憎たらしいほどのカメラ目線。
「北海道へ行って馬を飼うんや!」と常々言っていたが、
馬を触った経験はσ(^^;)と変わらないと聞き、エッ(゚Д゚;ノ)ノ。
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「怖いもの知らず」を至近距離で捉えた貴重な1枚である。 

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