久し振りにおたまヶ池を覗いてみた。
あれだけたくさんいた「おたまん」が見当たらない。
また今年もさっさと蛙になって、挨拶もなしに出て行きおったな
 と思っていたら、4つ程の大きな黒いものがユラ~っと横切った。

なんじゃ?とザルですくってみるとでっかい「ゲンゴロウ」ではないか。
5センチはあろうかという大物ですやん。
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横にいる通常見慣れたゲンゴロウと比べても非常に大きいが、
よく見ると目がまん丸でかわいらしい顔をしとる。

「はっは~ん。さてはおたまじゃくしをお腹いっぱい食べてでかくなったな。」

こんな小さな水溜りの中でも弱肉強食は存在するんですなぁ。
しかし、おたまんを食べつくした彼らはこの後何を食べていくのであろうか?

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